『ランニングは、孤独なスポーツ。でも、ランニング仲間がいれば、互いに励まし合い、高め合いながら楽しめる。』
ランニング人口は増加しており、SNSなどを用い、ランナー同士の交流を求める方もよく目にします。
そんな流れを、斜に構えて見ている方はいませんか?
はい、私です。
正直、私は、一人で走ることが大好きです。
- 誰の指図も受けず
- 誰にも気を使わず
- 自分のペースで
- 自分と向き合いながら
仕事のストレスも、家庭のゴタゴタも、心のモヤモヤから解き放たれて、たった一人で走る。
これ以上の幸せな時間はありません。
そして、岩手県遠野市には、その時間をとことん満喫できる環境が整っています。
ここでは、遠野がいかに「ぼっちラン」に適した場所なのか、ご紹介します。
注意
私は、みんなでワイワイ走ることを否定するつもりはありません。
ただ、私は極度の「陰キャ」なので、「ぼっちラン」を選択しているのです。
「陽キャ」も「陰キャ」も遠野で自由にランニングを楽しんでください!
人口密度がめちゃくちゃ低いからひとりになれる
遠野市の人口は2万5千人です。
本来、市と名乗れるのは人口5万人以上ですから、市の基準を満たしていません。
一方で、面積は約826平方キロメートルあります。
東京23区の面積が約622平方キロメートルですから、遠野市がどれだけ広いかがおわかりいただけるのではないでしょうか。
つまり、遠野市は人口密度が圧倒的に低いのです。
人口密度が低いということは、「人と合わない」=「一人になれる」=「ぼっちランナーに最高の環境」ということです。
ランナーが少ないから自分のペースで走れる
笹川スポーツ財団の調査(2020年)によると、ランニング人口(年1回以上のランニングをする人)は1,055万人(10.2%)と推計されています。
年1回でもランニング人口として数えちゃうのはどうかと思いますが…
週1回以上だと5.6%だそうです。
ということは、遠野で週1回以上走るランナーは1,400人程度となります。
けっこういるなぁ…
でも、ちょっと待ってください。
同調査では、年代別のランニング実施率もまとめられており、ランニング実施率は20代~50代が多く、60代以上は少ないです。
遠野は高齢化率が40.5%の超高齢都市ですので、ランニング人口は全国平均よりも少ないでしょう。
私がランニングしていても、ランナーと合うことはめったになく、多い日でも2人程度です。
他のランナーがいることで、変な雑念が入り自分のペースを乱されることはありません。
もちろん、女子ランナーにいいところを見せようと頑張る必要もないのです。
まちがコンパクトだからすぐにひとりの空間が手に入る
遠野のまちは、非常にコンパクトにまとまっています。
都会のように市街化調整区域によって建築行為を制限していませんが、ダラダラと住宅地が拡大することなく、主な居住地は、遠野駅を中心に半径1.5km程度に収まります。
衛生のように小さな集落が点々とありますが、その他は山林や農地です。
よって、遠野駅から1kmくらい走れば、ほとんど人がいない、ひとりの空間を手に入れられるのです。
遠野で「ぼっちラン」を楽しみましょう
遠野がいかに「ぼっちラン」に適したまちか、おわかり頂けたでしょうか。
- 人口密度が低い
- ランナー人口が少ない
- まちがコンパクトにまとまっている
これらの点で遠野は「ぼっちランナー」に優しいまちなのです。
さあ、皆さんも遠野で「ぼっちラン」を楽しみましょう。