旅先でランニングすることを、一般的には「旅ラン」と言うらしいですね。
ただ、岩手県遠野市にはランニングを目的に来ても十分楽しめます。
よって、ここではランを頭に持ってきて「ラン旅」と称することにします。
さて、遠野に「ラン旅」に来ようとした場合、問題となることがあります。
それば、交通の便が悪いということです。
日帰りという訳にはいきません。
そこで、宿泊先の検討が必要になりますが、遠野に「ラン旅」するなら、宿泊先としてぜひ検討して欲しいところがあります。
それは、「とおの屋 要」。
ここでは、「とおの屋 要」とはどのような宿泊先なのか、なぜ「ラン旅」に「とおの屋 要」がおすすめなのか解説します。
岩手県遠野市までのアクセス
岩手県遠野市は、岩手県の中央から少し南に位置します。
車で来るのであれば高速道路が繋がっているのですが、公共交通機関を使って来ようと思うと少々きつい面があります。
例として、東京と大阪からのアクセスを記載します。
東京からのアクセス
- 東京駅→(新幹線)→新花巻駅(「やまびこ」で185分。仙台で乗り替えれば少し速いです。)
- 新花巻駅→(在来線・釜石線)→遠野駅(快速44分・普通54分)
大阪からのアクセス
- 伊丹空港→(JAL)→花巻空港(80分)
- 花巻空港→(バス)→花巻空港駅(7分)
- 花巻空港駅→(在来線・東北本線)→花巻駅(4分)
- 花巻駅→(在来線・釜石線)→遠野駅)(快速53分・普通62分)
掲載しているのは、各交通期間の乗車時間なので、乗り継ぎ時間を含めれば(乗り継ぎは悪いです)もっとかかります。
レンタカーを借りるにしても、新花巻駅か花巻空港からになるでしょうから、時間的には大差ありません。
遠野は、日帰りではなく、じっくり楽しむための場所ですね。
「とおの屋 要」は1日1組限定のオーベルジュ
「とおの屋 要」は、遠野で100年以上続く「民宿とおの」の4代目・佐々木要太郎氏が店主のオーベルジュです。
民宿も営業していますが、隣に米蔵を移築して構えたのが「とおの屋 要」です。
「とおの屋 要」の基本情報は次のとおりです。
- 遠野駅から徒歩8分
- 1日1組(6名まで)限定
オーベルジュとは、宿泊施設を備えたレストランのことです。
食事を楽しむことがメインの宿泊施設です。
「とおの屋 要」のHPにも、素泊まり又は朝食のみはできず、1泊2食付きのみであることが記載されています。
食事のみの利用はできません。
「とおの屋 要」がランナーにおすすめな理由
なぜ、「とおの屋 要」をランナーにおすすめするのか。
その理由は次の2点です。
- ランナーにぴったりの食事が提供される
- 貸し切りであり、誰の目も気にせずランニングの疲労を癒やすことができる。
「とおの屋 要」が提供する食事は、唯一無二の「発酵料理」です。
自家製の梅干し、味噌や酢などの調味料、熟成肉などが使用されています。
どぶろくも製造しており、その原料の米は無農薬・無肥料で店主自ら栽培したものです。
発酵料理には、免疫力を高める効果があります。
ランニングは適度な負荷であれば健康維持に効果的ですが、トレーニングがハードになると免疫力が低下することもあります。
「次のレースで目標タイムを更新したい」、「ベストタイムを出したい」との思いから、ついついトレーニングがハードになりがちです。
そんなランナーにとって、ランニング後の「発酵料理」は、体の回復におおいに役立つことでしょう。
もちろん、適度にランニングを楽しんでいるランナーにとっても、さらに健康になる手助けをしてくれるはずです。
また、他に客がおらず貸し切りですので、誰の目を気にすることなく、ランニングの疲労をゆっくりと癒すことができます。
まとめ|遠野への「ラン旅」で体全体をリフレッシュ
岩手県遠野市に「ラン旅」するなら、宿泊が必須です。
今回は、ランナーにおすすめな宿泊先として「とおの屋 要」をご紹介しました。
ただ、この「とおの屋 要」は、各種メディアに取り上げられたことにより、なかなか予約が取れないとのこと。
その場合は、お隣の「民宿とおの」も、風情があっておすすめですよ。