ランニングをしていると、目に入った何気ないお店が気になることがありますよね。
でも、ランニング中だし、汗かいてるし入りにくい。
後で来ようと思っても、走り終わったら忘れているということも…
また、ランニング中に目に入るお店は、いわゆる観光スポットではなく、ガイドブックなどにも掲載されていないことが多いのではないでしょうか。
自分の居住地の近くであれば、またチャンスがあるかもしれませんが、旅先でとなると二度と出会いが訪れないかもしれません。
遠野には、観光スポットを巡るステレオタイプな観光ではなく、遠野の日常を楽しむ旅が密かに人気を博しています。
あなたがランニング中に発見したお店も、そこで出会えるかもしれませんよ。
「遠野旅の産地直売所」が提供する新しい観光
遠野市は観光地としても知られており、多くの観光客が訪れます。
遠野と聞くと、日本民俗学史の古典と言われる「遠野物語」を思いつく方も多いでしょう。
カッパ淵やデンデラ野、続石、卯子酉様(卯子酉神社)など、「遠野物語」ゆかりの地を実際に見て回ることもできます。
その他にも、次のような観光スポット(一例)があります。
- 国の重要文化財として指定されている南部曲り家の「千葉家」
- 遠野地方の農家の生活様式を体験できる「伝承館」
- 茅葺き屋根の住宅などの遠野の昔の農村集落が再現された「遠野ふるさと村」
- 日本最大の観音像や、四季折々の草花を楽しめる「福泉寺」
- あの世界的建築家である安藤忠雄氏が寄贈し、デザインにも関わった「こども本の森遠野」
これらを巡るだけでも遠野を楽しめることは間違いありません。
でも、観光スポットを巡るだけではない、遠野の新しい観光を提供しているところがあります。
それが「遠野旅の産地直売所」、略して「旅産直」です。
ここでは、「遠野旅の産地直売所」でどのような旅ができるのかご紹介します。
「ありのままの遠野」を体験する
先程ご紹介した観光スポットの中には、観光用に用意されたコンテンツが多く含まれます。
そういったスポットは、一度見てしまえば、なかなか二度目を見ようとは思わないですよね。
「遠野旅の産地直売所」では、遠野の暮らしを体験して好きになってもらうことをコンセプトにしており、「まちぶら」と「さとぶら」の2種類の旅を楽しめます。
地元の人の気分で商店街めぐりをする「まちぶら」
いわゆる観光スポットは、そのまちの日常ではなく非日常です。
「行ってよかったな」とは思うけれど、そこに「また行きたいな」と思われるものはなかなかないでしょう。
もちろん、東京ディズニーランドなどのアミューズメントパークなど何度でも楽しめるものもありますが、遠野の場合はそうではありません。
「まちぶら」が目指したのは、遠野の日常に隠れた魅力を知ってもらう旅。
ガイドと一緒にまちを歩き、一般的な観光では入らないような遠野の日常に溶け込んだ店舗をめぐります。
家具屋やお菓子屋、豆富店に雑貨店、地元民御用達のカフェなど。
遠野人になった気分でまちを楽しむのが「まちぶら」です。
遠野の自然豊かな山里を満喫する「さとぶら」
「まちぶら」は、遠野のまちなかに潜む魅力を発見する旅です。
一方で「さとぶら」は、まちから少し足を伸ばして、豊かな自然や農産物、農村の暮らしを体験する旅です。
- 築200年の古民家でお茶を楽しむ
- 地元の人しか知らない道に入って行って、新たな遠野の景色を発見する
- ブルーベリーの摘み取りや稲刈りなどの農業体験
- シーカヤックなどのアクティビティ
「さとぶら」では、遠野ならではの自然や農村の営みを体験できます。
ホテルや旅館もいいけれど農家民泊はいかがでしょうか?
遠野には、観光地だけあって、ホテルや旅館が多くあります。
どの宿泊施設もそれぞれの個性があっていいのですが、「遠野旅の産地直売所」では農家民泊を提案しています。
農家民泊は、遠野で農業を営む家庭に宿泊し、「まるでそこで暮らしているかのように泊まる」のがコンセプト。
住民から、遠野の歴史や文化の話を聞きながら食事を楽しんだり、農業体験や柿渋塗り体験など、農家民泊毎に異なる宿泊体験ができます。
そこで生活する人毎に異なる魅力的な暮らしを体験する。
これが農家民泊の醍醐味です。
「遠野旅の産地直売所」で遠野を楽しみつくそう
「遠野旅の産地直売所」では、これまでの観光スポットを回るステレオタイプな観光ではありません。
遠野の暮らしにフォーカスしたディープな遠野を楽しむことができます。
ディープな遠野を味わうという点では、ランニングと似たもの同士と言えるかもしれません。
ランニングと併せて「遠野旅の産地直売所」での旅の提供を受ければ、遠野を楽しみ尽くせることまちがいなしです!