ランニングウォッチとしてスマートウォッチを愛用しているランナーも多いのではないでしょうか。私もその一人であり、これまで「AmazfitのGTS4」を使用していました。
しかし最近、GarminのVivoactive5に買い換えました。
その理由は、Amazfitの後継機であるBalanceよりも、Vivoactive5の方が安価だったからです。以前はAmazfitのコストパフォーマンスが非常に高かったのですが、物価上昇の影響で価格差が縮小してきたようです。
買い替えにあたり、Amazfitのランニングウォッチである「Cheetah」若しくは「Cheetah Pro」も考えましたが、こちらはさらに高価になってしまい、早々に検討からは外しました。
Vivoactive5の使用感については、今後改めて記事で紹介させていただきます。今回は、ランニングウォッチとして使用する場合の、「Garmin Vivoactive5」と「Amazfit Balance」の比較と私の決め手についてご紹介します。
主な機能の紹介
項目 | Garmin Vivoactive5 | Amazfit Balance |
価格 | 定価 39,900円 実売価格 約32,000円 | 定価・実売価格 39,900円 |
GPS | GPS GLONASS Galileo みちびき(補完信号) | 円偏波GPSアンテナ デュアルバンド&6衛星測位(GPS GLONASS GALILEO BDS QZSS NavIC) |
レンズ素材 | Corning Gorilla Glass 3 | 強化ガラス |
ディスプレイ | 直径1.2インチ(30.4mm) AMOLED | 1.5インチ AMOLED |
重量 | 23g(標準付属バンド込み:36g) | 約35g(リキッドシリコンバンド込み:約52g) |
バッテリー駆動時間 | スマートウォッチモード:約11日間 GPSモード:約21時間 マルチGNSSモード:約17時間 | 標準使用:14日間 GPSモード:26時間 |
その他 | Garmin Pay対応 Suica対応 音楽保存機能 水分補給トラッキング | ZEPP FOW Alexa対応 |
GarminへのあこがれもありVivoactive5を選定
結論として、ランニング用途として比較した場合、両者の機能はほとんど変わりません。GPSの性能や電池持ちについては、Amazfit Balanceに分があります。
ただ、Amazfit GTS4も同様のGPS性能でしたが、特段位置を補足する速度が速いとも感じず、なかなか補足してくれないことも多くありました。電池持ちについても特段気になる差ではありません。
一方で、軽さと記事執筆時点での価格はVovoactive5に分があります。基本的に常時腕に着けておくものですので軽さは正義です。もちろん価格が安いというのは非常に魅力です。
従来機であるAmazfit GTS4の価格は33,000円でした。この価格でAmazfit Balanceが販売されていたならば、アプリデータの継続性という観点からも、迷わずAmazfit Balanceを購入していたでしょう。ただ、価格が上昇してしまい、コストパフォーマンスのメリットが小さくなってしまいました。
また、なんといってもあの天下のガーミンを使えるという満足感が大きいです。ランナーなら一度は使ってみたいと思うのではないでしょうか。
これらの理由から、Garmin Vivoactive5の購入に至りました。
Garmin Vivoactive5の購入はAmazonアウトレットがお得
私が今回、Garmin Vivoactive5の購入に至ったもう一つの理由が、Amazonアウトレットで販売されていたことです。
Amazonアウトレットとは、Aamazonのホームページで次のとおり説明されています。
Amazonアウトレットは、倉庫内で梱包に傷を負った商品・お客様から返品された商品のうち、商品の状態が良いにも関わらず、Amazon.co.jp の厳密な基準では新品として販売しないものを「アウトレット品」という扱いで、お手頃な価格で販売しています。
つまり、新古品若しくは中古品ということです。中身に問題がなく安く購入できるのであれば、私は外箱が多少傷ついていても気にしません。私と同じように思う方も多いのではないでしょうか。
ただ、Amazonアウトレット品を購入する場合は、コンディションの記載をよく確認することが重要です。コンディションの区分は、Amazonのホームページで次のとおり説明されています。
コンディション名 | 詳細 |
ほぼ新品 | 梱包が開梱された形跡や、商品が使用された形跡はありません。外装はきれいで新品同様の状態です。 |
非常に良い | 梱包に多少の傷・へこみ・汚れがあります。商品に目立った傷はありません。 |
良い | 梱包に多少の傷・へこみ・汚れがあります。商品に傷がありますが、使用の妨げにはなりません。 |
可 | 梱包が破損しています。商品に傷がありますが、使用の妨げにはなりません。 |
ちなみに、私が購入したVivoactive5のコンディションは「非常に良い」でした。
届いた商品の状況は、確かに一度開けられた形跡はありましたが、商品はとても綺麗な状態であり、特に傷等はなく、動作にも問題はありません。
新品にこだわらなければ、安く手に入れることができます。ただ、常に在庫があるわけではなく、あってもすぐに売れてしまう可能性が高いですので、見つけたら迷わず購入することをおすすめします。
私が購入しようとしたときに、色がブラックとネイビーがあったのですが、購入しようか迷っているうちにブラックが売れてしまいました。結果的にネイビーでも十分満足できていますが。ちなみに、私の購入価格は27,486円です。
まとめ
物価上昇により、これまでコストパフォーマンスに優れていたAmazfitのスマートウォッチの優位性が薄らいできています。ただ、製品のクオリティとしては十分満足できるものです。事実、Amazfitのスマートウォッチは、VGP2024 SUMMERにおいて、金賞を受賞するなど高い評価を受けています。
今回は一度は使ってみたかったGarminを選びましたが、次はまたAmazfitに戻るかもしれません。
値が張るものですので色々と迷いますが、迷っているうちが一番楽しいというのも事実。皆さんも大いに悩んで満足できる買い物をしてくださいね。
Amazfitのスマートウォッチが値下げ!【令和6年8月1日から】
Amazfit製品の値下げが発表されました。
対象製品と値下げの状況は次のとおりです。
- Amazfit Balance 39,900円 → 34,900円
- Amazfit Cheetah Pro 44,900円 → 29,900円
- Amazfit Cheetah 39,900円 → 24,900円
- Amazfit T-Rex Ultra 59,900円 → 49,900円
- Amazfit Active Edge 19,900円 → 17,900円
比較対象としていた「Amazfit Balance」の価格が下がり、「Garmin Vivoactive5」のコストメリットが小さくなりましたね。
さらに注目なのが、Amazfitのランニングウォッチである「Cheetah Pro」と「Cheetah」の価格が大幅に下がっていることです。機能的には「Balance」とほぼ変わりませんので、ランナーにとっては有力な選択肢になりそうです。